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第3話 エンドレスエイト~夏祭りの例外~ (キョン長ss)

あんなに夏休みが繰り返されたのだから、こんな回があってもいいでしょう、いや、あるべきだと思って書きましたw
現在夏休み真っ只中。
プールに行ったり蝉取りをしたりと俺たちSOS団は団長様の思いつきに振り回され、常に忙しいのだ。
今日は市民運動場で夏祭り。
なんか妙な感覚を覚えつつも俺は美女三人の浴衣姿を見ることができ大変満足していた。
「あ、みくるちゃん、金魚すくいがあるわよ~、一緒にすくいましょ」
と朝比奈さんを連れ去ってしまったハルヒたちの後を古泉も追っていった。
全く、勝手な奴らだぜ。


今は長門とふたりきりである。
「長門、その、一緒に回らないか?」
「わかった」
どことなく寂しそうな雰囲気を身にまとっている。なんだ、この感覚。
「浴衣、似合ってるな」水色の浴衣がクールな長門に良く似合っている。
「それは褒め言葉?」
「まあそうだ」
なんか恥ずかしいな。二人きりで歩くのは、そういう意味じゃないと分かっていても緊張するもんだ。
「何か食べようぜ。何が欲しい?」
「…お面」
「それは食べ物じゃないぞ。どれ、俺が買って…」
「いい」
「遠慮するなって」
俺は長門が見つめているお面を買ってやった。何となく世話になってる気もしたしな。
やっぱりどこか寂しそうな顔をしている気がする。
「俺の気のせいかもしれんがお前、なんか疲れてないか?」
「……ない」
「一瞬ためらったな。何があった、言ってみろ」
「あなたが鈍い」
「俺が?」
「そう。いろんな意味で」
そのときー
「おっ、キョンじゃねーか」
高校入学以来、散々聞いた、いや、聞かされた声が俺を呼ぶ。そう、谷口だ。そして今日も国木田がセットである。
「わWAWAWA、長門…す、すまん。ごゆっくりいいいいい」
国木田を連れ、すごい勢いで去っていった。
「おもしろい人」
以前と同じような展開だ。長門と一緒にいると谷口が来る運命なのか。
「これはデート?」
ごほんっ!い、いきなりだな、長門。唐突すぎるぞ。
「ま、まあ二人で回ってるんだしデートなんじゃねえか?」恥ずかしくて長門の顔を見れない。
「そう。嬉しい」
「そうか。その、なんだ。俺も、う、楽しいぞ」
「デートとはお互いに好きな異性と様々な場所に…」
「ああああ分かった、辞書的説明はやめろ、恥ずかしいから」
「つまりこうしたり…するとお互いの心拍数は高まる」
と言って長門は俺の手を握ってきた。
「お、おい。なが…と」
上目遣いは反則だぞ…。
それ以上は何も言わず、俺もその小さい手を強く握り返した。
こいつを離したくない。そう思いながら一緒に歩いた。

「あっ、キョンくん~!と、なな長門さん???」
癒しのエンジェルボイスが現実に引き戻す。お互い「あっ」と言って手を離す。
「朝比奈さんっ!!これはその、違うんですよ。長門のやつが勝手にいろいろた、食べるものだから…」
「デート」
「お、おい長門!」
「冗談」
朝比奈さんは顔をひきつらせてしまっている。
「あ、キョンじゃない!有希も。全くどこにいたのよ~」
「お二人とも探したんですよ」
どっちがだ。

こうして俺と長門のデートらしきものは終わったわけだが、それから団活中に見つめあう回数が増えたことは二人の秘密だ。
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プロフィール

音羽。†゜★

Author:音羽。†゜★
涼宮ハルヒ、デュラララの大ファン\(○^ω^○)/
ハルヒ→キョン長SS多め。
デュラ→絵を一気にうpしましたww

音楽専攻。声楽、ピアノ好き。

でも今は二次元に逃避中w

ここは主にツイッターにあげた、カラオケ音源、絵の練習、SSまとめページにします^^

全くクオリティ高くありませんが、良かったら見て行ってください(o^∇^o)

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