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第6話 キョンの失敗

久しぶりにSS書きました(*^▽^*)
またもやキョン長です。
甘すぎるキョン長です…
「二人のときは有希って呼んで」
昨日長門にこう言われてから妙に意識するようになっちまった。
俺たちは、まあ付き合ってるわけだが、下の名前で呼んだことはほとんどないから恥ずかしいんだ。

「有希って最近ちょっと表情が明るくなったと思わない?何かあったのかしら。いえ絶対何かあったのよ」
休み時間、後ろの席からまたもや俺の平常心をかき乱すような言葉が聞こえる。ハルヒだ。長門と付き合ってるなんぞ言ったら世界が消滅するかもしれないので誰にも言ってはいないのだが…。二人の秘密ってやつだ。
「急にどうしたんだよ」
「あの子笑わないじゃない?今日隣のクラスに行ってきたんだけど、本読んでるときに少し笑ったような気がしたのよ。何なのかしら。気になるわ。」
気にするな。気にしてもらったら困ることになるんだよ。
「あたし有希に聞きに行って来るわ!」
「待て!俺も行く」
「なんであんたが来るのよ。まあいいけど」
つじつまが合うようにしとかにゃいけんからな。

「有希―!」
長門が僅かに顔をこちらの方に向ける。何かドキドキするな。あの目が俺は大好きなんだ。って、そうゆうこと考えてる場合じゃなくて。
「よお長門」
「なに」
「有希、何かあったの?あったんでしょ、いつもと違うもの」
勝手に話を進めるやつだ。お願いだからそれ以上追究しないでくれ。頼む。
「特にない」
と言って俺を見る。俺を見られても…。
「ほら、何もないと言ってるだろ。帰るぞ」長門と目を合わせられない。
「あら、キョンは気にならないの?これくらいじゃまだ調査したとは言えないわ」
「別に気にならん。それより今日の団活は何するんだ?」
「そうねえ。週末の不思議探索の計画でも立てましょう」
♪キーンコーンカーンコーン♪
いいタイミングでチャイムが鳴ってくれた。
「じゃあね、有希」
「またな」
ハルヒが長門の異変に興味を示さなくなったのなら有難い。

―放課後―
「あたし掃除当番だから先に行ってて」
というハルヒの甲高い声を後ろに俺は部室へと向かった。
(コンコン)
誰の声もしない。
扉を開けると、ひとりで読書をしている長門がいた。
「おうわっ長門!」
心臓が速くなるのを感じる。
「違う」
「へ?」
「“有希”だったはず」
「お、おう。ゆ、ゆ…き…」
ダメだ。恥ずかしい。まともに顔を見れない。
「ちゃんと目を見て言って」
言い方はいつもの長門いや、有希だが、言ってることは小悪魔級だぞ、こりゃ。
俺もこれじゃ格好がつかないので、有希の隣に座って名前を呼んだ。
「有希」
「嬉しい」
「ああ、俺も嬉しいぞ」
「あなたがいないと寂しくてどうしたらいいのか分からない」
「家にいるときにはメールでも電話でもするか」
「分かった」
(ガチャ)
おっとおおおおお!
誰か部室に来たようだ。俺はいつもの席へと戻る。
「こんにちは。おや、まだ二人だけですか」
超能力野郎だ。
「ああ。ハルヒは掃除当番だとさ」
「何をされてたんです?」
「は?」
「慌ててこちらへ来られたようですが」
「別に慌ててなんかないぞ。ゆ、長門が何の本を読んでるか話してただけだ」
危ない危ない。
「やっほお♪」
「遅くなりましたぁ~」
続いてハルヒと朝比奈さんも部屋へとやって来た。
「さてと、今日は週末不思議探索の計画を考えます!」
始まったな。不思議ならここにたくさん転がってるから、これ以上の不思議なんぞ出て欲しくないと思いつつ会議に参加することとなった。
「まず班分けよね~。最近、私とみくるちゃんと古泉くんって組み合わせが多いじゃない?で、キョンと有希」
チラリと有希を見ると俺を凝視していた。まさか情報操作して同じ班にしてないだろうな。
「だからそれ以外の組み合わせがいいわけ。キョンと有希以外の3人でくじひいて、aだったら有希チーム、bだったらキョンチームにするわ!」
せっかくのデートが台無しだ。
「僕はaですね」
「あたしもaだわ…」
「私bですう」
おっ、朝比奈さんとか!まあこれはこれで嬉しいんだがな。まあたまにはいいか。
そのとき、「よく理解できない。組み合わせを変えると不思議が見つかる理屈」
と有希が珍しく自分の意見を言い放った。
「そんなの変えてみないと分かんないじゃない。とりあえずやってみるのよ!」
「もう1度くじをひくことを要求する」
「何で?」
「なんでもない。すまない」
お前が謝る必要ないぞ。

今日は班決めで団活は終了した。どこが計画だ。俺は有希と帰る約束をしてるから、担任に呼び出されたと言ってしばらく部室に残ることにした。ハルヒは朝比奈さんを連れてまた良からぬことを思いついたのか去って行った。
その瞬間、有希が俺のほうに向かってきて、
「嫉妬」
とだけ告げた。
「嫉妬?何のことだ?」
「班分け、朝比奈みくると一緒で嬉しそうだったから」
「そ、そんなこと…有希とが一番良かった。本当だからな」
「そう」
「おや、ひそひそ何の話ですか?」
「最近の思念体はどうなってるか聞いてたんだよ、なあ、ゆ、長門?」
「そう」
「そうですか」
こいつ、早く帰らないのかなと思いつつ、今日は疲れてたから少しうたた寝をしてしまった。
目が覚めたら有希が目の前にいた。
「ああ、俺寝てたんだな。ごめん有希。待たせたな。帰ろうぜ」
と言って顔を上げた瞬間、俺は固まった。
そこにSOS団5人が集結していたからだ。
忘れ物を取りに来たハルヒと朝比奈さんは顔をこわばらせている。
「何言ってんのよ、バカキョン!」
「ふえええええ」
「困ったものです」
「迂闊」
自分の失敗にやれやれと言ってこの短編小説は幕を閉じる
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プロフィール

音羽。†゜★

Author:音羽。†゜★
涼宮ハルヒ、デュラララの大ファン\(○^ω^○)/
ハルヒ→キョン長SS多め。
デュラ→絵を一気にうpしましたww

音楽専攻。声楽、ピアノ好き。

でも今は二次元に逃避中w

ここは主にツイッターにあげた、カラオケ音源、絵の練習、SSまとめページにします^^

全くクオリティ高くありませんが、良かったら見て行ってください(o^∇^o)

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