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第8話 “可愛い”の概念

またまたキョン長あまあまです。
長門が私服着ます。
良かったら読んでください^^
ハルヒがまたというか何というか突拍子もないことを言い出した。
「今週の探索では可愛いものを探し出してきて頂戴!」
「は?」
驚くのも当然である。一応不思議探しを目的としているSOS団が、なぜ急に可愛いものを探さにゃならんのか。
「分かってないわね~キョン!不思議なことが起こるところには何かしら萌えが必要だと何回言ったら分かるの!」
「だからお前は朝比奈さんを連れてきたんだろーが…それで足りてる」
また面倒くさいことを考えつきやがって。
「ということで、なんでもいいわ。不思議を探す前に可愛いものを探してくるのよ」
人の話を聞かないやつである。

日曜の市内探索の日、俺は長門とペアになった。
…可愛いものねぇ。どこにでもありそうだが、いざ探すとなるとどこに行けばいいのやら。
「可愛い?」
「ん、どうした、長門?」
長門は少し首を傾げて、
「……可愛いという概念が私にはよく分からない」
と告げた。なるほど、概念からか。
「うーん。難しいなー。一言で説明できるものじゃないからなー。小さいものや儚いものや…まあ人それぞれだが」
「物質に限定される?涼宮ハルヒの言動から、朝比奈みくるにも当てはまると察する」
「いや、物だけじゃないな。確かに人にも当てはまる。色でもピンクは可愛いってイメージがあるな」
「そう」
どこか寂しそうなのは気のせいなのか。
「どうした、長門?」
「では私は可愛くない」
「へ?」
なぜそうなる。
「ピンクは朝比奈みくるがよく身につけている。私はピンクのものをあまり持っていない」
「いやな、色と人は別で考えてくれ。例えば、長門みたいに可愛いやつがピンク……」
しまった。つい本音が!
「なに」
「いやーその、お前もピンクとか似合うのに制服しか着ないなーと思っただけだ」
「着て欲しい?」
直球!
「まあ、できれば」
「そしたら私も可愛い?」
(上目遣いは反則だってば!もう充分すぎるほど可愛いぞ長門)
「あ、ああ、そうだろうな」
「では着用を希望する」
「ほんならデパートでも行くか?そこで服を買おう」
(よっしゃ、長門の私服が見れるぞ!しかも、ピ、ピンク//)
「了解した」

ーデパートにてー
「お客様、似合ってらっしゃいますよ!」
という店員さんの向こうには、ピンクのワンピースを着た長門が直立していた。ところどころに刺繍してある花模様やレースに心を揺さぶられる。
「長門、似合ってるぞ!」
俺はつい大声で叫んでしまった。なんてこった、恥ずかしい。
「あら、彼氏さん?彼女さん似合ってますね」
「!!!!!!!!」
「彼氏ではない」
おい長門!淡々と否定するな。
「そ、そうなんですか。失礼いたしました」
店員さんも気まずくなってらっしゃる。
「とりあえずそれを買え。俺が払う」
「いい。でも……買う」
と言って長門は気に入ったのかそれを入手した。

「似合ってたぞ。もし良かったら今も制服じゃなくてそれに着替えたらどうだ?」
「そしたら可愛い」
「その服というか、お前が可愛いんだよ。制服でも充分だが…たまには私服来たお前が見たいな…と」
大切なことを言うとき人はなぜ声が小さくなるのか。なぜ目を見れないのだろうか。
「嬉しい。あなたの目が輝いていたからこの服を購入した」
なのに、なぜこの宇宙人は恥ずかしいことを直球で言えるのだろうか。
「そ、そうかい。というか、おしゃれしたときの顔がいいんだよな」
「可愛い?」
「ああ、可愛いぞ。もう言わせるな」

その後、可愛いものを出して頂戴!と言われたとき、長門を出してハルヒに怒られたのは当然と言えるだろう。
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プロフィール

音羽。†゜★

Author:音羽。†゜★
涼宮ハルヒ、デュラララの大ファン\(○^ω^○)/
ハルヒ→キョン長SS多め。
デュラ→絵を一気にうpしましたww

音楽専攻。声楽、ピアノ好き。

でも今は二次元に逃避中w

ここは主にツイッターにあげた、カラオケ音源、絵の練習、SSまとめページにします^^

全くクオリティ高くありませんが、良かったら見て行ってください(o^∇^o)

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